パティシエの自己PRの例文と書き方 -2 |
私は、16歳の誕生日パーティのとき、父が買ってきてくれた銀座□□□□のモンブランを初めて口にして、そのふくよかな甘さに感動しました。お菓子作りが好きだった私は、それから何度も、自分でその味を再現しようとクッキングブックを見ながら自作に挑戦したのですが、そのときは結局あきらめざるを得ませんでした。
そして専門学校で勉強するようになってから、少量の塩が味わいに劇的な変化を与える可能性があることを知り、もしやと思って、塩を隠し味にしたモンブラン作りにチャレンジしてみました。私の予測は的中しました。16歳のときのあのモンブランの味に、再び出会うことができたのです。と言っても、すんなりと成功したわけではありません。塩や砂糖のグラム数をわずかずつ変化させながら、何度も作業をくりかえして、ようやく思い出のふくよかな甘さにたどり着いたのです。
私は、多くの人たちに感動してもらえる美味しい洋菓子を作るためなら、どんな苦労もいといません。不器用かもしれませんが、何度失敗してもあきらめずに、めざすお菓子作りに挑戦していきたいと思います。職場の皆さんのお教えに従って、早く一人前のパティシエになれますようがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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