獣医師の自己PRの例文と書き方 -2

次に､臨床獣医師の仕事の中でも社会的ﾆｰｽﾞが高い産業動物臨床を志望する際の自己PRについて書きます｡産業動物臨床を専門とする獣医師は､馬･牛など大型動物の診療や出産をも担当するため､体力が必要な仕事とされています｡仕事への意欲や情熱を語ることのほかに､体力面についての自信もｱﾋﾟｰﾙしましょう｡

【獣医師の自己PR例文･農協勤務志望の場合】

口蹄疫や鳥ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞなど､保険衛生面で畜産業の不安要素が増大しています｡私は､昨今の危険な法定伝染病発生地域の惨状をﾃﾚﾋﾞ報道で見て産業動物臨床の獣医師となることを決心し､母の生まれ故郷であり美しい山河に恵まれた当地を伝染病の被害から守りたいという一心から､貴組合の獣医師募集に応募いたしました｡当地での勤務は､往診のための移動距離が遠く､都会育ちの私にとってきびしいものになることは覚悟しておりますが､ｽﾎﾟｰﾂで鍛えておりますので体力には自信があります｡当地を第二の故郷と思って慈しみ､諸先輩方のご指導を仰ぎながら力一杯努力いたしますので､なにとぞよろしくお願いいたします｡

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