グラフィックデザイナーの自己PRの例文 -2 |
私の座右の銘は、「虚心坦懐」です。先入観を捨てて素直な心でいることです。台割やページレイアウトは技術的な問題ですが、装丁は担当者の主張や趣味嗜好が出やすいものです。また、デザインセンスの違いがはっきりと現れます。そのようにして著者や編集者の意に染まないデザインをしないために、注文主の希望や考えを十二分に把握するよう心掛けています。とりわけ、著者との打ち合わせには時間をかけます。
著者の多くは出版経験の少ない方が多いですから、読書家であってもカバーデザインについてのトレンドや技術的なことをご存じではありません。私は、著者の希望するデザインイメージだけでなく、出版動機や作品に対するこだわりなども詳しく聞いて理解し、デザインについては可能であればサンプル作品なども紹介して、著者に具体的なイメージを共有してもらえるよう心掛けています。
また、ページデザインについては、同様に具体的なデザイン方針を説明し、細部については当方を信頼して任せていただけるよう努めています。このような打ち合わせには時間が掛かり、打ち合わせ回数も増えますが、著者や注文主の方に心から満足していただける作品を仕上げられるよう、つねに虚心坦懐な気持ちで仕事に向かってまいります。
(C) 2018 自己PR.例文.jp 〜受かる自己PRの例文集〜 |