インダストリアルデザイナーの自己PRの例文 -2




【 プロダクトデザイナーの自己PR例文 】 ※道具類の製品デザイン

  最近、地方の中小企業によって人工のクモの糸で紡いだ強靭かつ柔軟な繊維が開発され、それを使用してノースフェイスと共同開発した新しい伸縮素材の製品が話題になりました。この繊維素材は、天然のクモの糸を原料としているわけではありませんから、新素材の範疇に含まれるのでしょう。しかし、これまで工業原料として利用されてこなかった天然素材が、これからは服飾品や家具などの新しい素材として注目されるのを予見させるニュースでした。
  インテリア関係では、人気の出てきた琉球畳で、い草に変わる畳表として和紙の使用が増えています。個人的には、伝統的な笠や蓑の材料として使われていた菅が、インテリアや服飾品の素材として見直されるのではと期待しています。また、卑近な例では質の劣る中国製の爪楊枝に代わって国産の竹製爪楊枝の人気が出ていますが、繁殖力が旺盛で邪魔者扱いされてきた竹や各種の間伐材を有効活用する試みも各地で見られます。
  私は、このような伝統的な天然素材の新しい活用法を発見することや、従来は廃棄されていた資源の有効活用などによって、新しい製品を開発したいと考えています。

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