長所が無い・見つからないとき




長所が無い・見つからないとき

自己PRに書くべき長所としては、一般に、特定分野の能力・技術・知識などと、性格上の優れた点(思い遣り、勇気、責任感、忍耐力、リーダーシップなど)の2種類を挙げることができます。技能・知識などは公的に認定された上級資格や高い評価を得ていれば、自分の長所として自己PRの材料になります。一方、性格上の優れた点は、第三者からの客観的な評価を得ることは困難ですが、それにまつわる経験やエピソードを披露することができれば、自信を持ってアピールすることができます。

しかし、このような長所として自己PRできる点がまったく見当たらない場合は、優れた技能や説得力のあるエピソードの持ち主たちと同じ戦い方をしても、劣勢に立たされるのは目に見えています。そういう時は、自慢大会のような自己PR合戦から戦線離脱を決意し、「長所のないのが自分の長所」と割り切るべきです。人の優劣は、学生時代の実績やそれによって会得したことで決まるものではありません。人に自慢できるだけのものがないからこそ、向上心をもってなお一層努力する、という姿勢をアピールしましょう。


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